沈没地とは
沈没とは、一つの町に長期間滞在することであり、バックパッカー用語の一つです。
多くは旅をしていて気に入った街に思わず長い間滞在してしまう場合であり、初めから長期間の滞在を計画して滞在した場合は、沈没には当てはまらない。
長期滞在がどれくらいの長さを表すかは、解釈によって人それぞれ変わるところですが、習いものなどをしながら長期間滞在する場合は１ヶ月くらい、何もせずにダラダラして食事やショッピングを楽しんでいるだけという場合は１週間くらいで沈没に含まれる場合が多いようです。
旅行者にはなぜか居心地よく過ごせる、肌に合った街がそれぞれあり、長く滞在したくなるような気分になるときがあります。
一年ほどの旅行になると、ずっと観光と移動をし続けるというのは旅行といえど疲れるもので、旅行者はタイミングと居心地の良い気に入った街を見極めて、少し長めに滞在し体力の回復を待つ時期があります。
このタイミングで思わず沈没してしまうこともあれば、全く興味のなかった街で楽しい出会いやイベントのために沈没するというパターンもあります。
沈没するということには賛否両論あり、街を移動して新たな発見をし続けることこそが旅だという考え方を持つ人もいれば、沈没して長いスパンでその町で過ごすことにより見えてくるものもあるという考え方を持つ人もいます。
沈没することを前提に、自分の気に入った街を探して旅するタイプの旅行者も存在します。
